ほっこりおいしい「イカと大根の煮物」をご紹介します♪
だし汁で具材をコトコト煮た「煮物」は、日本人なら誰もが心が和む料理ですよね。なかでも「イカと大根の煮物」は、ファンも多いメニューのひとつ。イカのうま味や香りを吸った大根がジュワッとやわらかく、格別なおいしさを味わえます。
イカを使った料理は、少し手がかかるイメージもありますが、煮物レシピの場合は、皮をむく必要もないので、思いのほか簡単に作れるんです。
「大根に味がなかなかしみない……」「イカがかたくなってしまう……」なんていう心配もご無用!
ちょっとしたコツさえマスターすれば、しっかりとおいしく仕上げられますよ。イカと大根の煮物のレシピを、ぜひ覚えておきたい基本レシピから、いつもと違う雰囲気を楽しめるアレンジレシピまでご紹介します。
食卓に漂う良い香りが食欲をそそる、イカと大根の煮物レシピをぜひご活用ください。
家族も喜ぶ定番の味♡「イカと大根の煮物」基本のレシピ
【基本編♡イカと大根の煮物レシピ1】イカと大根の煮物
まずは、基本の「イカと大根の煮物」のレシピをご紹介します。
下茹でした大根とイカのゲソをだし汁で煮て、大根に味がしみたら、イカの胴を加えて、5分ほど煮てでき上がり!
サッと手早く煮ることで、ふっくらとやわらかい食感になりますよ。
醤油やみりんなどのシンプルな味付けで、イカの香りやうま味を活かしましょう。しょうがの香りも良いアクセントになり、箸が進みます♪
【基本編♡イカと大根の煮物レシピ2】三つ葉香るイカとレンジ大根の煮物
続いてご紹介するのも、基本のレシピです。
こちらのレシピでは、電子レンジで大根を下茹でして、時短を図ります。
イカは煮汁でサッと火を通したら、かたくならないように、一旦取り出しておきましょう。イカのうま味が溶け出した煮汁で、下茹でした大根を煮て、うま味や香りをしっかりと吸わせます。
大根に味がしみたら、調味料を少し足し、イカを戻し入れて温めたら完成です。
三つ葉を飾れば、おもてなし料理にもおすすめの、上品な香り漂う1品になりますよ。
【基本編♡イカと大根の煮物レシピ3】イカと大根、里芋の煮物
里芋も、煮物で人気の野菜のひとつ。イカと大根の煮物に、里芋を加えて、ほっこりと滋味深い1品に仕上げます。こちらのレシピも、イカを煮る際に、一旦取り出すひと手間で、ふっくらとやわらかい食感をキープさせます。
ねっとりとした里芋としっとりやわらかい大根に、イカのうま味や香りがしっかりとしみて、思わず笑顔がこぼれるおいしさです。
だし汁や調味料を、めんつゆに変えると、さらに簡単に作れますよ。
アレンジを効かせて美味♡「イカと大根の煮物」アレンジレシピ
【アレンジ編♡イカと大根の煮物レシピ1】イカと大根の酒かす煮
ここからは、定番のイカと大根の煮物にアレンジを加えたレシピをご紹介します。
1品目は、酒かすと白みそを使った、イカと大根の煮物のレシピです。
醤油を使わないので「煮物=茶色」のイメージを払拭して、イカと大根の色味が映える1品に。酒かすのほのかな甘みと、白みその上品な塩気がイカと大根によく合い、クセになる味わいです。
大根がかたくて、火が通るのに時間がかかりそうな時は、イカが固くなるのを防ぐために、イカだけ一旦取り出して、最後に戻し入れてくださいね。
大根葉は、小ねぎに変えてもOKです。
【アレンジ編♡イカと大根の煮物レシピ2】イカと大根のピリ辛煮
最後にご紹介するのは、イカと大根コンビに、白菜を加えて、ピリ辛仕立てで楽しむレシピです。
大根を水から火にかけて、火が通ったら、白菜の軸の部分を加えて、コチュジャンやすりおろしにんにく、みそ、ごま油などと一緒に煮ます。具材がやわらかくなったら、白菜の葉とイカを加えて、具材に火が通るまで加熱します。
イカの香りやうま味がしみ出た煮汁に、にんにくやコチュジャンの香りが絶妙にマッチして、インパクトのあるおいしさです。
煮汁が余ったら餅やうどんなどを加えて、お楽しみください♪
「イカと大根の煮物」で一気に料理上手な雰囲気に♡
イカと大根の煮物のレシピをご紹介してきましたが、いかがでしたか。
イカを使った煮物は、肉や野菜だけで作る煮物とはどこか違う特別感があり、料理上手な雰囲気も演出できますよ。
今回ご紹介したレシピのように、大根を電子レンジで下茹でしたり、イカを一旦取り出すなどといった調理のテクニックを使えば、簡単においしく仕上げられます。
しみじみと味わい深い、イカと大根の煮物レシピを、ぜひお試しください。
※調理器具の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
※料理の感想・体験談は個人の主観によるものです。