ロシア料理【ボルシチ】ってなに?おうちで作れるレシピもご紹介♪

名前だけは知っているボルシチ。今回はそんなボルシチについて、そしてボルシチに欠かせないビーツについても詳しくご紹介します! ボルシチと一緒に作りたいロシア料理もあわせてご紹介しますので、おうちで試してみてはいかがでしょうか♪

そもそもボルシチって何?ボルシチの謎に迫る!

「聞いたことはあるけれど、どんな料理かはあまりよく知らない……」という料理はありませんか? 今回は知っているようで知らない、【ボルシチ】という料理をご紹介します! 他にもボルシチに合う料理もいくつかご紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。

寒い季節にピッタリのロシア料理☆ボルシチ

寒い季節にピッタリの温かいスープ料理をご紹介します。その名もボルシチ! 聞いたことはあるけれど、どんな料理かよくわからない、という方も多いのでは? 今回は、そんなボルシチとはいったいどんな料理なのかじっくりご紹介します♪

ボルシチはどこの料理?

ボルシチとは、ビーツをはじめとした野菜と肉を煮込んだ真っ赤なスープのこと。サワークリームなどを添えて食べられることが多いスープです。
ボルシチはロシア料理として紹介されることが多いのですが、実はウクライナに起源を持つ料理なんですよ。
もともとボルシチは、ロシアのお隣の国・ウクライナの伝統的な料理。ソビエト時代にウクライナがソビエトの一部となったときに広く知られるようになり、今ではロシアをはじめとする東欧諸国で愛される料理になったんだとか。
英語では「Borscht」、ロシア語では「Борщ」と表記されます。

ボルシチはいつ日本に伝わったの?

では、ボルシチはいつ日本に伝わったのでしょうか?
実はボルシチが日本に伝わった時期は明確に分かっていません。一説によると1858年、函館にロシア領事館が設置され、その敷地内に建てられてた「ハリストス正教会」でロシア料理を学んだ日本の料理人がボルシチを伝えたのではないか、と言われています。
他にも大正時代に日本を訪れた盲目の詩人、ワシリー・エロシェンコが伝えたなど、様々な説があります。

どうしてボルシチは赤いの?

ボルシチの特徴といえば、やはりこの鮮やかな赤い色ですよね!
ボルシチのこの色は、ボルシチに欠かせない「ビーツ」という野菜が関係しているんです。刻んだビーツを煮込むことで色素がスープに溶け出し、独特の赤い色に仕上がります。

ボルシチを食べてみたい!ボルシチの作り方

ボルシチについて詳しく知った後は、味についても知りたくなってきましたね♪ ボルシチはロシア料理店で食べられるほか、おうちでも食べることができます!

熊本県あさぎり町産 冷凍カットビーツ 300g×1袋【国産】 

リビー スライスビーツ 425g

おうちで自分で作ってみたい!という方は市販のビーツを使ってみましょう♪ ビーツの水煮缶や冷凍のビーツを使って、本格的なボルシチを作ることができます。後ほどおうちで作れるボルシチのレシピもご紹介しますね!

MCC 渋谷ロゴスキー田舎風ボルシチ 250g

ボルシチを作るのはなんだか難しそう……という人には、こちらの温めるだけで食べられるボルシチがおすすめです♪

ボルシチに欠かせないビーツとは?

ビーツはどんな野菜なの?

続いては、ボルシチに欠かせないビーツについてご紹介します。
ビーツはビートルッド、テーブルビートなどとも呼ばれる地中海原産の野菜です。日本では、その真っ赤な色から「火焔菜」という名前が付けられています。海外からの輸入が多いですが、日本でも栽培されていて、旬は6月~7月、11月~12月の2回です。

奇跡の野菜?ビーツに含まれる栄養素

ビーツはその栄養の豊富さから、「奇跡の野菜」「食べる輸血」などと呼ばれています。
そんなビーツには、カリウムやマグネシウムといったミネラル成分が豊富に含まれているんです。これらのミネラル成分には体の調子を整える機能があります。
ビーツには赤い色素「ベタシアニン」と、黄色い色素「ベタキサンチン」の2つの色素が含まれているので、ビーツ独特の赤紫色が出るんですよ!
「ベタシアニン」はポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、動脈硬化の予防や老化防止などに役立ちます。

ビーツはどうやって食べたらいいの?

ビーツはボルシチのようにスープに使うだけでなく、生でサラダとして食べたり、ジュースにしておいしくいただくこともできます。
他にもローストしたり、炒めたりなど様々な調理方法がありますが、かなり固い野菜なので下茹でしてから調理するのがおすすめ。
皮を剥いてから火を通すと、せっかくの赤い色が抜けてしまうので、ビーツの色を生かしたいときには皮つきで丸ごと加熱しましょう!

おうちで作れる!本格☆ボルシチレシピ

【寒い季節にぴったり♡】本格的!ビーツ入りボルシチ

それでは、おうちで作れるボルシチのレシピをご紹介します♪
初めにご紹介するのは具だくさんのボルシチ。ビーツの水煮缶を使って気軽に作れますよ。
さっぱりとしたサワークリームと一緒にお召し上がりください♡

【寒い季節にぴったり♡】トマトたっぷりボルシチ

ビーツの味ってちょっと苦手かも……という方にはトマトたっぷりのボルシチがおすすめ!
じゃがいもがゴロゴロ入っているので食べ応えがあるひと皿です。

【寒い季節にぴったり♡】圧力鍋でスピードボルシチ

最後にご紹介するのは、圧力鍋でつくれるボルシチです。圧力鍋を使うので、短時間でもスープに旨味がたっぷり溶けだしたひと皿に仕上がりますよ♪

ボルシチ以外にも♡おうちで作れるロシア料理

【おうちで手軽にロシア料理♪】生クリームを使ってロシアの味をおうちで♪ビーフストロガノフ

ボルシチ以外にもおうちで味わえるロシア料理はまだまだあります!
最初にご紹介するのはビーフストロガノフ。生クリームがたっぷり入った濃厚な味わいです。ご飯やパン、パスタともおいしくいただけますよ♪

【おうちで手軽にロシア料理♪】もっちりジューシー♡ロシア風水餃子 ペリメニ

次にご紹介するのはロシア風水餃子の「ペリメニ」。ジュワッとあふれだす肉汁がたまりません!
肉だねやスープにディルなどのハーブを加えてもさっぱりといただけますよ。

【おうちで手軽にロシア料理♪】バジルたっぷり!ロシア風 ジューシーチキンカツ

こちらはバジルたっぷりのチキンカツ。ジュワッと溶けだしたバジルバターが食欲をそそりますね。

【おうちで手軽にロシア料理♪】熱々モチモチ ピロシキ

最後にご紹介するのは、具材たっぷりのロシアの揚げパンです。ひと口サイズなのでパクパク食べられますね。炒めた玉ねぎやにんじんを加えても具材たっぷりでおいしいですよ♪

ボルシチ以外も♡おうちでロシア料理を楽しみましょう!

ビーツのほのかな甘味が感じられるスープ・ボルシチ。みなさんも食べてみたくなったのではないでしょうか。
ボルシチはおうちでも気軽に作ることができるので、他にご紹介したロシア料理と組み合わせて、おうちでロシア気分を味わってみてくださいね♪

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