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初心者でもコツをつかめば簡単!【魚の捌き方講座】

スーパーの鮮魚コーナーで丸々の魚が安売りしていたり、ご近所さんから新鮮な魚をいただいたり、パパと子どもが釣った魚を持ってきたりといった経験はありませんか? 魚の捌き方を知っておけば、いざという時にとても便利ですよね。 初心者の方でも【魚の捌き方講座】を見てコツをつかめれば、料理の幅も広がりますよ! 魚の下処理をしたときのにおいや汚れの対策方法なども載せているので、ぜひご覧ください♪

魚の捌き方を学んで、新鮮な魚をおいしく食べよう☆

夜ごはんに魚料理を作ろうと決めて買い物に行っても、切り身になっている魚だったり、すでに刺身になっているものを買う方のほうが多いかと思います。
ですが、新鮮な魚が手に入ったら、自分の手で捌いてみませんか?
新鮮であれば刺身に、3枚おろしにして焼いたりフライにしたり、自分の手で1から下処理をして捌いた魚料理は、格別に感じられるはずです。
魚を捌いたあとに気になるごみ処理の仕方やにおいを除去してきれいに保つ方法も知れるので、安心して捌けますよ!
魚の捌き方には何通りかあるので、マスターしてパパや子どもに魚料理を振る舞っちゃいましょう♡

【魚の捌き方講座1】魚の捌き方は、何種類あるの?

魚の捌き方とひとくちに言っても、魚によって捌き方が変わりますが、「3枚おろし」が基本となります。
また、調理方法によっていくつか捌き方がありますが、今回は代表的な「3枚おろし」「2枚おろし」「腹開き」をご紹介しましょう♪

【3枚おろし】
まず3枚おろしとは、骨部分と、骨についた両側の身を切り離したものの3枚できるので「3枚おろし」と言います。
3枚におろすことができれば、刺身や揚げものなど、どんな料理にも活用できますよ。
手順を見ていきましょう!

①うろこを取り除いていきます。
専用のうろこ取りもありますが、包丁の刃先で取ることができますよ。
尾びれから頭のほうに向かって刃をスライドさせると、きれいにうろこが取れます。
うろこがついていると舌触りも悪いうえ、ぬめりと雑菌がたくさん潜んでいるんです。
お腹のほうまで、しっかり取りましょう。

②胸びれを含め、頭を落とします。
胸びれを立ち上げ、両身から刃を入れて頭を切り落としましょう。

③腹びれに沿って刃先を入れて切り込み、内臓をかき出します。
流水でよく洗いましょう。
この際、中骨に沿って刃を入れ、血合いもよく洗い流してくださいね。

④尾びれから頭のほうに向かって、軽く切り込みを入れていきます。
軽く切り込みを入れたら、背骨に刃を沿わせて深く切り込んでいきましょう。
このとき、背骨に刃先が当たる感覚を維持したまま切っていくと、骨に身が残らずにきれいな仕上がりになりますよ。

⑤背側の次は腹側を切っていくため、身を反転させます。
頭のほうから尾びれに向かって軽く切り込みを入れたあと、背側と同様に骨に沿って深く切り込んでいきましょう。

⑥尾びれに繋がっている身の部分を切り離せば、3枚おろしの1枚目が完成です!

片側も同じ切り方をすれば、両身と骨の3枚で「3枚おろし」になりますね。

ここからさらに骨を取り除いて、食べやすい状態にしましょう。
両身についた腹骨(内臓が入ってた部分)をそぎ取ります。
身の真ん中にある小骨を、尾のほうに向かって指で触るとツンツンとした感覚がわかるので、骨抜きで抜いていきましょう。
抜いた骨は細かくて集めにくいので、すぐに捨てられるように、水を入れた器を用意しておくことをおすすめします。



【2枚おろし】
3枚おろしをする際に、片側の身だけ骨と切り離した状態で終えたものを「2枚おろし」と言います。
そのため、骨がついた身と骨がついていない身の2枚からなります。
煮魚にする場合は型崩れしやすいので、骨がついてるものを使うのも◎ですよ。


【腹開き】
①頭をつけたまま捌く場合は、エラを取りましょう。
魚とエラが繋がっている部分を切り離すため、エラぶたから包丁の刃先を入れたら、エラに沿って刃先を動かします。
刃先をエラに引っかけて手前に引くと、赤いエラが取り出せますよ。
頭を切り落とす場合は、エラもいっしょに除けるのでこちらの工程は省いてOKです。

②腹びれに切り込みを入れ、内臓をかき出します。
3枚おろしと同様、よく洗い流してくださいね。

③中骨に沿って包丁を入れていきます。
中骨に刃を当てながら、腹びれから尾びれに向かって、ゆっくり包丁を動かしていきましょう。
身が完全に開いたら「腹開き」の完成です!

焼き魚はもちろん、骨を取り除いてフライにするのも◎!

【魚の捌き方講座2】魚のエラをとる理由は?

魚を捌く際に、頭を切り落とす場合はエラもいっしょに除けますが、頭をつけたまま調理したい場合には、エラを取り除く処理が必要になります。
魚のエラの役目というのは呼吸をする部分であり、血液を循環させるために働きます。
そのため血液量が多く、腐敗しやすい部分なんです。
エラがついたまま調理すると臭みのある料理になってしまうので、重要な処理のひとつと覚えておいてくださいね。

【魚の捌き方講座3】魚の下処理をしたあとのにおいは「残さない」が鉄則!

魚の捌き方を習得したところで、気になるのがにおい問題。
魚の内臓や血の生臭さはしぶとく残りがちですよね。
気持ちよく料理ができるように、においを元から徹底除去し、シンクを衛生的に保つ方法を見ていきましょう♪

①新聞紙を使う
新聞紙の上で捌けば、シンク内もまな板も汚すことなく魚の下処理ができちゃうんです。
処理して捨てる部分を新聞紙に包めば、そのままポイッ!
(ごみの分別方法は自治体に従ってください。)

②取り除いた内臓などは、冷凍庫にIN
腐敗がすすむと、不快なにおいは充満していく一方。
それを防ぐためにも、ごみの日がまだ先という場合は冷凍庫に入れておきましょう。
腐敗を遅らせ、におわせずにごみの日を迎えることができますよ。

③魚のぬめりには、熱湯&酢
魚のうろこや皮の部分には、ぬめりとにおいが伴います。
そのため、魚自体に熱湯をかけて霜降りにしたり、酢をかけて少し置いておくことでぬめりやにおいを除くことができますね。
シンクやまな板についてしまったぬめりやにおいも、熱湯&酢を使えば清潔感を保てますよ。

1から捌けたら、Let’sクッキング♪おいしい魚レシピ4選

〈捌いた魚でおいしいレシピ1〉刺身のキムチ和え

新鮮な魚が手に入った日の夜ごはんには、たくさんの刺身でパパも子どもも大喜び!
ですが、食べきれなくて余ってしまった……。そんな翌日に「刺身のキムチ和え」レシピはいかがですか?
キムチを作るために白菜を天日干ししたりと時間を要しますが、市販のものとはまた違ったキムチを堪能できますよ!
自家製キムチと和えた刺身は、お酒のおつまみにもぴったりの1品です。

〈捌いた魚でおいしいレシピ2〉アジフライ

下処理されていないアジを買ってきた日は、腹開きに捌いて「アジフライ」にしませんか?
少し手間のかかるアジフライですが、1から捌いて作ったアジフライは格別ですよ!
揚げたてのサクサクとした衣と、アジのふっくらとした身の食感を味わってくださいね♪

〈捌いた魚でおいしいレシピ3〉しょうが香る♪いわしの煮付け

「しょうが香る♪いわしの煮付け」レシピは、いわしの下処理をしっかり行い、ぶつ切りにするだけなので捌くのも簡単!
濃いめの調味料で煮ますが、生臭さが煮汁にうつらないようにしっかり下処理しましょう。
こっくり濃厚な煮汁に、ごはんがすすみます♡
圧力鍋を使えば、骨まで食べられるいわしの煮付けができちゃいますよ。

〈捌いた魚でおいしいレシピ4〉さんまの梅海苔チーズロール

さんまを3枚おろしに捌いたら、ちょっとアレンジ☆
「さんまの梅海苔チーズロール」は、フライパンひとつで作れちゃうんです!
旨みたっぷりのさんまに、梅と海苔とチーズの相性が抜群ですよ。
おつまみに出せば、お酒がすすむこと間違いなしです♪

新鮮な魚が手に入ったときのおすすめレシピはこちら♪

新鮮な刺身はわさび醤油で食べるのもいいですが、カルパッチョにアレンジするレシピはいかがですか?
お店で食べるとあっという間に完食してしまって物足りなさを感じるカルパッチョも、おうちで作れば思う存分、家族みんなで食べることができますね!
大きな皿にきれいに並べて、見た目も美しく、パーティーでも喜ばれる前菜のひとつです。
野菜もたっぷり摂れるので、サラダ感覚で食べられるのもうれしいポイント♡
ぜひ彩り豊かなカルパッチョをお試しあれ♪

魚の捌き方を上達すれば、料理の幅も広がる!

てんぱちゃん

【魚の捌き方講座】いかがでしたか?
この記事を読んで、思わず魚を捌きたくなったのではないでしょうか。
魚の捌き方からはじまり、捌いたあとの台所をきれいに保つ方法、さらに魚をおいしく食べられるレシピまで掲載しました。
魚の捌き方をマスターしておけば、家族でキャンプに行って釣りをしたときなどにも重宝するはず♪
ぜひご活用くださいね!



※調理器具の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
※料理の感想・体験談は個人の主観によるものです。

「料理をたのしく、みんなをしあわせに」レシピ紹介中!

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