
トロトロ食感がたまらない♪「やわらか豚の角煮」
まずはベーシックな角煮をご紹介しましょう。時間はかかりますが、その分箸で切れるほど柔らかく仕上がります。
用意するのは豚バラかたまり肉。表面を麺棒で叩いたら、4つに切って片栗粉をまぶし、形を整えてサラダ油で焼きます。
長ねぎの青い部分とお湯を加えてじっくり1時間下ゆでします。ゆでた豚肉は水、料理酒、砂糖とともに別の鍋に入れて加熱し、煮立ったら醤油と生姜のすりおろしを加え、落とし蓋と蓋をして煮、途中ゆで卵を加えてさらに煮て、仕上げに木の芽をのせて完成です。
豚のゆで汁は、冷まして上に浮いた脂を除くと、スープの出汁に使えます。
ハチミツのコク深い甘みがあとを引く「フライパンで簡単!お手軽豚角煮」
お次はもう少し簡単に、下ゆでなしで作れるレシピをご紹介しましょう。小さめにカットした豚バラ肉を使うので、調理時間も短くなります。
フライパンで豚肉を焼き色がつくまで焼いたら、生姜と水、調味料を加えて落とし蓋をし、煮汁が少なくなるまで弱火でコトコト煮れば完成です。お好みでゆでたほうれん草を添え、白髪ねぎをのせていただきましょう。
ハチミツのおかげでコクと照りが出て、しっとりジューシーに。煮汁に八角を加えるとさらに本格的な味に仕上がります。
豚ロース肉で簡単&時短「豚のミルフィーユ角煮」
ここからは、煮込み時間を短縮できる裏技角煮をご紹介します。まずは豚ロース肉を使って、10分で作れてしまうレシピです。
パックに入った豚肉を、バラバラにせずその形のままでまな板の上に置き、片栗粉を振って端から硬く巻いて棒状にします。
6等分に切って片栗粉をまぶし、サラダ油を引いたフライパンに入れて焼きます。
全体に焼き色がついたら細切りにしたパプリカを加えて炒め、調味料と生姜を加えて蓋をして煮込みます。
チンゲンサイを加えてさっと火を通したら、皿に盛りつけて完成です。
お得に本格的な味わい!「豚こま肉の角煮」
スーパーのお買い得商品の定番「豚こま肉」。
そんなお得な豚肉で作れるレシピがこちらです。
豚肉に塩胡椒と薄力粉をふってさっと混ぜ、4等分して四角く整えます。サラダ油を熱したフライパンに並べ入れ、菜箸でときどきころがしながら全面に焼き色を付けます。
しょうが、長ねぎの青い部分、水、調味料、ゆで卵を加え、アルミホイルで落とし蓋して、途中上下を返しながら煮ます。
器に煮汁ごと盛り、半分に切ったゆで卵と、ゆでたチンゲンサイ、練り辛子を添えれば出来上がりです。
肉の旨味が引き立つすっきり味「豚こま肉の塩味角煮」
お買い得な豚こま肉で作るレシピをもう1つご紹介します。
こちらはすっきりとした塩味です。
上のレシピと四角く整えた豚肉を焼くところまでは同じです。
焼き色がついたらしらたき、しょうが、長ねぎの青い部分、水、塩、砂糖、料理酒を加え、アルミホイルの落とし蓋をして煮ます。万能ねぎを加え、さっと煮たら、煮汁ごと器に盛って完成です。
豚こま肉で作ると、短時間でしっかり味をしみ込ませることができ、光熱費も抑えられるのでダブルでお得なレシピです。
初心者にも簡単に作れるオススメ角煮をご紹介しましたが、いかがでしたか。
そのままご飯のおかずやおつまみにするのはもちろん、ラーメンやうどんのトッピングにしたり、きざんでチャーハンに入れてもおいしいので、ぜひ作ってみてください。