
作り置きしてドレッシングをなじませて「タラコマカロニ」
まず最初にご紹介するのは、たらこドレッシングでマカロニをあえた手軽な一品。
たらこのパスタはよくありますが、こちらのレシピがひと味違うのは、ヨーグルトとレモンを加えること。2種の異なる酸味がたらこの旨みと絶妙にマッチして、クセになる美味しさです。
作り置きおかずとして活用できるのも嬉しいところ。マカロニはお好きなショートパスタに代えてお楽しみください。
バターと椎茸で旨み広がる「ホタテとたらこのパスタ」
次に紹介するのは、プチプチ食感を味わえるたらこパスタ。パスタはもともと、外国で親しまれていたものが、日本に持ち込まれ、ここまでポピュラーな料理になりました。
時代の流れと共に、たらことバターという食材を組み合わせることで、新たな創作パスタソースを生み出してきたのです。そんな創作パスタソースに今回は椎茸とホタテを加えることで、ごちそう感と食べ応えを同時にアップさせます。
フライパンにバターを入れて溶かしたら、ホタテとワインを加え、フライパンのふたをして酒蒸しにするのが美味しさの秘訣。たらこに火を通しすぎるとパサついてしまうので、たらこを加えた後は手早く混ぜる程度にして器に盛りましょう。
上にのせるパセリを刻み海苔に代えたら、和の雰囲気が出ます。お好みでアレンジしてください。
さっぱり食べたい夏に最適!「和風レモンバター醤油のたらこスパゲッティー」
次も王道たらこパスタの応用編。レモンを加えていつもと違ったさっぱり味を楽しみましょう。
このレシピの優れたポイントは、フライパンを使わずボウルで一気に仕上げられること。
鶏ささみは電子レンジでチンしてほぐし、水菜やレモン、たらこをボウルに入れて、ゆで上げたスパゲッティーと混ぜるだけで簡単に作れます。
水菜のシャキシャキとした食感とさわやかなレモンの風味、たらこのコクが三位一体となったハーモニーを奏で、食欲がない時にでもスルッと食べられる美味しさです。
明太子がアクセント!「チキンれんこんドリア」
次のレシピも和と洋が見事に融合した創作メニュー。れんこんのシャキシャキとした食感にとろけるチーズがからみ、明太子がアクセントになって、食欲をそそるドリアです。れんこんも鶏ささみも同時に電子レンジで加熱して、あとはボウルで混ぜ合わせるだけで作れるので、ガスコンロ要らずなのも暑い夏にはうれしいポイント。
明太子とご飯を混ぜ合わせるとき、マヨネーズを入れるのも美味しさの秘訣です。マヨネーズの効果で、ボウルで合わせただけなのに炒めたようなぱらりとした食感に仕上がります。上に散らす三つ葉をパセリに代えてもOKです。
大見出しおかずにもおつまみにも!「簡単鶏むね肉明太チーズピカタ」
最後にご紹介するのはチーズを効かせた卵液をつけて焼く、人気の料理「ピカタ」をたらこで和風にアレンジした創作料理です。鶏肉のあっさりとしたたんぱくな味に明太子がコクを与えてくれるので、鶏肉と明太子は相性バッチリですよ。
鶏むね肉を切り開いて、中にたっぷりと明太子とチーズを入れ、パセリとパルメザンチーズ入りの卵液につけて焼き上げます。鶏むね肉は大きいまま焼くことでパサつきにくく、しっとりとした食感に仕上がります。たんぱくな鶏むね肉に明太子とチーズがコクをプラスしてくれるから、くどくないのにしっかりとした旨みを感じられる一皿です。
チーズがとろけて美味しいあつあつのうちに召し上がれ。鶏むね肉は鶏ささみに代えても美味しいです。
人気の外国の料理に和の食材「たらこ」を加えたレシピをご紹介してきましたが、いかがでしょうか。すっかり定着した人気のたらこスパゲッティーに代表されるように、たらこは洋風のメニューにもすっとなじみ、美味しさをプラスしてくれる創作料理にはもってこいの食材です。
またたらこは、チーズとも相性が良いので、リゾットやドリア、ピザなどにも活用して、レパートリーを広げてみてはいかがでしょうか。