
かぼちゃをたっぷり食べる相性抜群の「豚肉とかぼちゃの炒めもの」
まずは炒め物のレシピからご紹介します。かぼちゃと相性の良い豚肉を合わせて炒め、砂糖、醤油、味醂で甘辛く味付けします。
コツは、かぼちゃを豚肉と合わせる前に、軽く素揚げにすること。そのために、かぼちゃは薄切りにしましょう。素揚げにすることで、かぼちゃは香ばしさと甘味が増し、豚肉との相性が抜群に上がるのです。
サッと作れるメインディッシュにぴったりの一皿は、かぼちゃを沢山食べられるので、丸ごと買ったかぼちゃを一気に消費したい時にもおすすめです。
畑の恵みの幸せな組み合わせ「かぼちゃとあずきの煮物」
いとこ煮とも呼ばれる、かぼちゃとあずきの煮物は、マクロビオティック料理でも定番の組み合わせ。
北海道では冬至かぼちゃとしても食べられます。かぼちゃの甘味で、あずきに砂糖を加えなくても、充分に自然の甘味が楽しめる煮物です。
このレシピでは、さらにさつまいもも加えて、秋の恵みをたっぷりと味わう一品に。
かぼちゃとさつまいもは、やや硬めに茹で上げ、茹で小豆を加えたら、醤油で薄目に味をつければ、できあがりです。
かぼちゃとあずきというと、スイーツのような組み合わせですが、しっかりとおかずになる体に優しい料理です。
出汁が決め手、シンプルにかぼちゃをいただく「揚げ出しかぼちゃ」
かぼちゃのおいしい食べ方のひとつ、揚げ出しかぼちゃ。出汁の味が染みてじんわりおいしい、シンプルな食べ方ですね。
油と相性の良いかぼちゃは、揚げ焼きすることで、旨みと甘味がギュッと凝縮されます。揚げたかぼちゃは熱いうちに出汁汁に浸しましょう。
かぼちゃの煮物は、小さいお子さまには好き嫌いが分かれるところですが、煮物の食感は苦手でも、揚げ出しなら食べられる、というお子さまも多いのではないでしょうか。
温かいままでも冷めても、おいしくいただけます。
薄味に仕上げておいしい「かぼちゃとあげの赤味噌汁」
かぼちゃは、ほんのりとした甘味が味噌味と相性がよく、味噌汁の実におすすめです。
このレシピでは、かぼちゃと相性の良いねぎと油あげを使います。旨みと出汁が出て、1日のスタートにも締めくくりにもぴったりの味噌汁になります。
遊び疲れたお子さまも、夜遅くに帰って来た旦那さまも、この一杯でほっと疲れが癒されるのではないでしょうか。
味噌の塩気の中に潜む、コロコロしたかぼちゃの甘味は、ついおかわりしたくなるおいしさ。薄味に仕上げた方が上品においしくいただけますよ。
にんじん、しめじと合わせてシャキシャキホクホク「かぼちゃのきんぴら」
もう一品ほしい時にも、お弁当のおかずにも、おつまみにも活躍してくれる「かぼちゃのきんぴら」は、作り置きもできる一品です。
きんぴらは、醤油と相性の良いかぼちゃを生かす、絶好の調理方法と言えるでしょう。
強火でサッと一気に炒めるのが、シャキシャキかつほっくりした食感に仕上げるコツです。このレシピでは、にんじん、かぼちゃ、しめじを加えていますが、しめじがアクセントになり、甘さをしつこく感じませんよ。
かぼちゃに充分に甘味がのってきたら、砂糖を加えなくてもおいしく仕上がります。
いかがでしょうか。お菓子や洋食にも大活躍するかぼちゃですが、和食レシピは外せない人気の定番。改めてこの機会に、秋から冬にかけてどんどんおいしくなっていくかぼちゃを味わってみてくださいね。