
自宅でレストラン風を楽しもう!
今回のテーマは「シェフなりきりレシピ」。自宅でレストラン風のクリスマス料理をコース仕立てで楽しむことをご提案します。
せっかくなら、前菜からスタートすると気分が盛り上がりますよ。簡単に作れるサラダも良いけれど、魚介を使ったカルパッチョを作れば、よりリッチな雰囲気に。
さらにポタージュで特別感を演出しましょう。魚料理は、定番人気の「すずきのグリル」をバジリコソースでおしゃれに頂きます。肉料理は「骨付つきラムのステーキ」を。外食で食べたら高価なものですが、ご家庭でも美味しく調理できるコツを後ほどお伝えいたします。もちろん魚料理か肉料理か、どちらかをチョイスしていただいてもOKです。
最後にデザートの「いちごのムース」でクリスマスのリッチなディナータイムを締めくくります。温かな手料理で、家族みんなのお腹も心も満たされるはずですよ。
シェフなりきりクリスマス前菜「簡単ホタテのカルパッチョ」
パプリカとかいわれのクリスマスカラーが可愛らしい「簡単ホタテのカルパッチョ」です。ホタテをスライスして円を描くように並べたら、野菜を中央にこんもりと盛り、特製ドレッシングをかけたら完成です。レモンや白ワインの風味が効いた上品な味のドレッシングで、ホタテが一層美味しく感じられます。お子さまが召し上がる場合は、ワインは一度加熱してアルコールを飛ばしてからご活用くださいね。オリーブオイルはいつもより少し高価なものを用意すれば、さらに風味が豊かになるのでおすすめですよ。
シェフなりきりクリスマススープ「きのこのポテトポタージュ」
しめじ、マッシュルーム、エリンギの3種のきのこをふんだんに使ったポタージュです。玉ねぎ、じゃがいもも入れて煮込んだうま味たっぷりのスープを、ミキサーでしっかりと攪拌し、なめらかな舌触りの美味しいポタージュスープに仕上げています。クルトンとパセリを散らすと、よりレストランのような雰囲気が楽しみましょう。お好みで粗びきこしょうをふってもアクセントになって美味しいですよ。
シェフなりきりクリスマス主菜1「すずきのグリル~バジリコソースで~」
こんなおしゃれな料理が自宅で出てきたら、家族が驚きそうな「すずきのグリル」です。人数分の切り身を用意して、オーブンで焼き上げましょう。
松の実、くるみ、にんにく、バジルの葉をたっぷりのオリーブオイルで煮て、塩こしょう、パルミジャーノチーズを加えて、ミキサーで攪拌したら、絶品バジリコソースのでき上がり。
たっぷりとお皿に盛り付けて、その上にベビーリーフなどの野菜を盛り、焼きあがったすずきをのせ
ます。ローズマリーを飾り、刻んだ松の実、くるみを散らしたら完成です。絶品バジリコソースをからめながら食べれば、至福の時が訪れますよ。
シェフなりきりクリスマス主菜2「骨つきラムのステーキ」
次に紹介するのは、クリスマスらしいごちそう感が出る「骨つきラムのステーキ」です。せっかく家でクリスマスディナーを楽しむなら、こんなリッチな食材を使ってみるのも気分が盛り上がりますよ。
最初にオリーブオイルでローズマリーをソテーすることで、オイルに香りをしっかりと移すことで、ローズマリーがさわやかに香るラム肉に焼きあがります。ローズマリーと一緒ににんにくを入れても美味しいですよ。
ソースは赤ワインが入ることで芳醇な香りが生まれ、ラム肉の美味しさが際立ちます。
シェフなりきりデザート「いちごムース」
「シェフなりきりレシピ」の最後を締めくくるのは、生のいちごを贅沢に使ったソースが美味しい、さっぱりとしたヨーグルトのムースです。
食事の最後に出すデザートは、あらかじめ冷蔵庫に作っておけるものの方がササっと出せるのでおすすめです。直前にミントの葉を飾って、テーブルに運びましょう。
透明のグラスにいちごを貼り付ける際には、外れないようにしっかりと貼るのが、見栄えよくするポイントです。
ヨーグルトのムースにいちごジャムを入れて、いちごヨーグルトムースにしても美味しいですよ。
ご自宅で楽しめる本格的な料理をご紹介してきましたが、いかがでしたか。コース通りに作るのも良いですし、ご自宅の定番料理に一品、二品付け加えるだけで違った食卓を演出出来ますよね。
本格仕様なレシピの数々で、家族を驚かせましょう。