
クリスマスにはとっておきのごちそうを
12月に入った途端に、クリスマスが来るのを指折り数えて心待ちにしているお子さまも多いものです。そんな家族に喜んでもらえるように、この日は腕によりをかけて美味しい料理を作りたいものですね。
今回は、クリスマスの夜に作りたい「とっておきごちそうレシピ」を前菜、サラダ、チキン、デザートまでご紹介します。ローストチキンとフライドチキンの両方ともご紹介しますので、ローストチキン派もフライドチキン派もきっとご満足いただけるはず。どちらかお好みの方をチョイスしてくださいね。
クリスマスにぴったりの美味しいレシピをどうぞご活用ください。
クリスマスのごちそう前菜「エビときのこのアヒージョ」
まず最初にご紹介するのは「エビときのこのアヒージョ」。できたてをテーブルに運んだら、にんにくとアンチョビの良い香りがあたりに漂い、グツグツと煮える美味しそうな音もクリスマスの特別感を演出してくれますね。
ぷりっぷりのエビとジュワっとジューシーなマッシュルームの美味しさはもちろんのこと、えびやきのこのうま味が溶け込んだオイルも格別な味わいです。薄めにスライスしたフランスパンを浸して食べれば、手が止まらなくなる美味しさです。
クリスマスのごちそうサラダ「ひよこ豆のサラダ」
サラダレシピでおすすめしたいのは、クリスマスカラーが美しい「ひよこ豆のサラダ」です。レモンとスパイスが効いたあっさり仕立てのサラダは、口の中がさっぱりとするので、少し重くなりがちなクリスマスの献立の中に一品取り入れると、全体のバランスが取れますよ。
サラダ油で炒めたひよこ豆はホクホクとして香ばしく、トマトやきゅうりの食感も良いアクセントになり、食が進みます。生の玉ねぎの辛みが苦手なお子さまがいる場合は、玉ねぎのみじん切りを一旦電子レンジで加熱して辛みをとってご活用くださいね。
クリスマスのごちそうチキン1「骨付き鶏もも肉のローストチキン」
クリスマスのごちそうといえば、やはり「ローストチキン」は外せません。しっとりとジューシーに焼きあがった骨付きの鶏肉に甘辛いタレをしっかりとからめて、美味しくいただきましょう。
レシピの材料はたった5点。鶏肉、しょうゆ、酒、はちみつ、水溶き片栗粉だけというシンプルな材料で極上のローストチキンに仕上げます。
鶏肉をあらかじめタレに漬け込み、220度のオーブンで15分ほど焼いたら、ローストチキンはでき上がり。タレは鍋で熱し、水溶き片栗粉でとろみをつけて、焼きあがったローストチキンにたっぷりと塗ります。
鶏肉をタレに漬け込む前に、骨に沿って切り込みを入れる一工夫で、食べやすく仕上がりますよ。
クリスマスのごちそうチキン2「フライパンで作るフライドチキン」
フライドチキン派にぜひ作っていただきたいのが「フライパンで作るフライドチキン」。調理時間はかかりますが、サックサクの衣が最高に美味しく、時間をかけるだけの価値がある一品です。
美味しさの秘訣は、小麦粉と片栗粉を混ぜ合わせた粉をまぶしながら、焼き上げること。フライパンにふたをして弱火でじっくりと焼き上げて、中はジューシーで外側はサクサクのクリスピーな食感を作り出します。
仕上げに振ったオレガノの香りもさわやかでクセになる味わいです。「また作って!」の声が聞こえてきそうな美味しさです。
クリスマスのごちそうデザート「ラズベリードームケーキ」
食事の最後のデザートは、クリスマスの夜を飾るいわばクライマックス。こんな豪華な見た目のケーキが出てきたら歓声が上がりそうです。しかも、手作りだなんて、きっと驚くはずですね。
市販のスポンジを使って作っているので、じつは簡単に作れるのもポイントです。スポンジを3枚にスライスして、1枚をボウルの大きさに切り抜き、もう1枚を内側に貼り付けて、生クリームとラズベリージャムを使って、豪華なドームケーキに仕上げます。作りたてだとカットしにくいので、あらかじめ作って冷蔵庫で冷やしておくのがおすすめです。
ドームケーキを雪山に見立てて、サンタクロースやトナカイなどの飾りをつけて、可愛くデコレーションしても盛り上がりそうですね。
クリスマスに作りたい「とっておきごちそうレシピ」の数々、いかがでしたか。一年に一度のイベントなので、せっかくならクリスマスらしい定番レシピを作って、家族を喜ばせたいですね。美味しい前菜に始まり、豪華なケーキで締めくくれば、特別なクリスマスの思い出になりそうです。