
骨付き鶏でコラーゲンたっぷりの鍋「とろとろ白菜鍋」
まず最初にご紹介するのは、トロッととろける白菜が甘くておいしい一品です。ナンプラーやザーサイを使い、いつもの鍋と少し趣向を変えて楽しみましょう。
骨付き鶏をぶつ切りにして水を張った鍋に加え、白菜の軸の部分をしょうがと一緒にコトコトと煮込みます。煮立ったらアクを取り、さらに弱火で白菜がとろとろになるまで煮込みましょう。白菜の葉を加えたら、塩とナンプラーで味を調え、ザーサイと干ししいたけを加えて、ひと煮立ちさせたら完成です。
骨付き鶏から出た、美味しいだし汁を吸った白菜はまさに絶品!具材を食べ終えたら、ご飯を加えて雑炊にしても美味しいですよ。
麺つゆを使って手軽に美味しいレシピ「豚バラ肉のきのこ鍋」
次に紹介するのは、きのこをたっぷりと使った鍋レシピです。様々な種類のきのこが入っているので、色々な食感を楽しめますよ。麺つゆを使って作るので、簡単に味が決まるのも魅力の料理です。
白菜、豚バラ肉、しめじ、まいたけ、ブラウンマッシュルーム、エリンギ、すりおろした長芋を入れてふたをして蒸し煮にしたら完成です。
きのこから出ただしでスープは味わい深く、長芋がトロッとからんだ具材はホッとする美味しさです。今回は4種のきのこを使っていますが、お好きなきのこでアレンジできます。なめこを入れて、さらにとろみをつけても美味しいでしょう。ぜひ試してみてくださいね。
しょうがの効いたあったか鍋「豚肉と長ねぎのくるくる鍋」
具材を変えると、いくらでもレパートリーが広がるのが鍋料理の魅力です。次に紹介するレシピは、豚肉を巻いた長ねぎがメインの鍋料理です。しょうがを入れて、あっさりとした和風仕立てで楽しみます。
長ねぎを白い部分と青い部分に切り分けて、白い部分には豚バラ肉をくるくると巻き付けて、5cm幅で切っておきます。青い部分は斜め薄切りにしましょう。
鍋に巻き終わりを下にした豚バラねぎを並べ入れ、上から白菜を入れて、水、酒、しょうゆ、和風顆粒だしを入れて煮立てます。水菜、長ねぎの青い部分、しょうがも加えて、ふたをして15分ほど煮込んだら完成です。
ジューシーな長ねぎとトロトロの白菜がしみじみと美味しい一品です。長ねぎがたっぷりと入っているので、ねぎ好きにはたまらない鍋レシピです。しょうがも良いアクセントになり、体がぽかぽかと温まりますよ。
ボリューム満点のご馳走鍋「サケとイカのコク旨味噌バター鍋」
次に紹介するのは、サケとイカが入った海鮮鍋です。イカワタとバターが入って濃厚なコクがあり、おもてなし料理としても通用する、華やかさとボリューム感を併せ持ったごちそう鍋です。
イカはワタを抜き、スミ袋と口、目を取り外して、胴とゲソ、ワタをぶつ切りにします。バターを熱したフライパンで、サケとじゃがいもと一緒に炒め合わせます。これを鍋に移し、だし汁、みそ、みりん、酒を加えて煮立たせ、白菜などの野菜を加えて煮込みます。最後にほうれん草を加えたら完成です。
海鮮のうまみが出てコクあるスープを吸った白菜がトロッと美味しく、しっかりと味がしみたしいたけやこんにゃく、ホクホクのじゃがいもも絶品です。
最後にバターをのせると、さらにコクがアップしますよ。
トマトの酸味でさっぱり美味しい鍋「野菜とツナのトマトスープ鍋」
最後に紹介するのは、トマトベースの洋風の鍋料理です。寄せ鍋や水炊きに飽きてしまったときにも、スープのベースを変えるだけでまったく違った楽しみ方ができます。
オリーブオイルをひいた鍋に白菜、しめじ、じゃがいもなどの野菜を入れて手早く炒め、トマト缶、水、タイムを入れて煮込みます。沸騰したらツナ缶、コンソメ、塩を加えて、さらに加熱し、仕上げに生のバジルをちぎりながら加えたら完成です。ハーブの香りが効いて、風味豊かに仕上がります。
美味しいスープを吸った白菜を口に入れれば、ジュワッとうま味が広がり、心満たされるひと時を過ごすことができるでしょう。
白菜を使ったバリエーション豊富な鍋レシピをご紹介してきましたが、いかがでしたか。
具材を切ってスープで煮込むだけの鍋料理は、支度も後片付けも簡単な究極の時短レシピです。様々な具材が入っているので他のおかずがなくても、食べられるのも魅力的ですよね。白菜は和風にも洋風にもどちらにもよく合う食材ですので、今回ご紹介したどのレシピもスープを吸った白菜がしみじみと味わい深いです。
美味しい鍋を囲って、和やかな団らんの時間をお過ごしください。