
野菜の甘みを楽しむ「ヨーグルトポトフ」
皮を剥いてザッとカットするだけと、鍋に入れるまでの工程が簡単なポトフ。ポトフを煮込んでいる間に他の料理を同時調理できるのが嬉しいですね。普段食べるポトフにヨーグルトと味噌を入れる事で、いつもとは違ったスープに大変身しますよ。
玉ねぎ、かぶ、じゃがいも、きゃべつと、ヨーグルトに1時間以上浸けた塩鮭を鍋に入れ、水と一緒に火にかけます。野菜に火が通ったら鮭を浸けていたヨーグルトに味噌を足し、鍋に加えて少し加熱すれば完成です。
ヨーグルトの酸味が加わることで一気に洋風な味わいになります。味噌のコクも味わいに深みをプラスしてくれますよ。
塩鮭以外にも肉、他の魚など色々試して楽しんでくださいね。
鶏手羽のだしが美味しい「しめじの入ったかぶと鶏手羽の中華スープ」
2品目は鶏手羽を使った中華スープのご紹介です。
鍋にサラダ油を熱し、塩胡椒した手羽先を両面焦げ目がつくまで焼きます。水、鷹の爪、花椒、酒、中華スープの素、かぶ、しめじを入れて沸騰させましょう。あくを取って煮込み、最後に塩で味を調えてごま油を回しかければ完成です。
美味しく仕上げるために、あくは完璧に取り除いてくださいね。このひと手間で味わいがグッと良くなります。
鶏手羽が入っているのでボリュームがあり、食べごたえのあるスープです。香ばしいごま油の香りがスッと鼻を抜け、食欲をそそります。
しめじとかぶだけでも美味しいですが、冷蔵庫に残っている他の野菜も色々入れてアレンジしてみてくださいね。
素朴で優しい味「かぶのポタージュスープ」
ほっこりやさしい味がするポタージュスープのご紹介です。
厚手の鍋にしめじとかぶを入れ、水、洋風固形スープの素、ローリエ、バター、塩を加えて蓋をし、かぶが柔らかくなるまで加熱します。泡立て器でおおまかにつぶし、味噌と牛乳を加えて再び加熱します。煮立てない程度に軽く煮て、かぶの葉を最後に加えてざっくりと混ぜれば完成です。
かぶの甘みがしっかりとスープに溶け出しているので、スープも美味しくいただくことができます。
かぶを潰しているため、小さなお子さまにも食べやすいスープに仕上がりますよ。ミキサーなどを使う必要もなく泡立て器で簡単に潰せるので、面倒だと敬遠していた方にもぜひ挑戦してもらいたいポタージュレシピです。
かぶが口の中でとろける「豆乳スープ」
煮込んだかぶが口の中でとろけるスープのご紹介です。
フライパンにごま油を熱し、カットした鶏肉を炒めます。この時、鶏肉はあらかじめフォークで刺して穴をあけておくと、火の通りがよくなりますよ。生姜を入れて炒め合わせたら、コンソメスープを煮立てた鍋に移しましょう。
先程のフライパンでにんじんとかぶを炒め、白菜、長ねぎも入れて炒め合わせたら鍋に移します。塩胡椒をして野菜が柔らかくなるまで煮込んだら、豆乳を加えて少し煮込めば完成です。
ごま油と生姜の香りが食欲をそそります。豆乳を使うことでまろやかで優しい味わいに仕上がりますよ。
豆乳が余っているときは、ぜひこのレシピを活用してみてくださいね。
かぶの葉の彩りがキレイな「牡蠣のチャウダー」
最後に、野菜ときのこがたっぷり摂れる、牡蠣のチャウダーのご紹介です。海のミルクとも言われる牡蠣の旨味をたっぷりと味わうことができますよ。
牡蠣は塩水で洗い、白ワインと塩胡椒を振ってレンジで加熱した後、牡蠣の身と蒸し汁に分けておきます。
鍋にバターを入れて溶かし、玉ねぎ、マッシュルーム、しめじ、しいたけを入れて炒めましょう。薄力粉を加えて粉っぽさがなくなったらコンソメスープを少しずつ入れ、牡蠣の蒸し汁とにんじんを加えて煮込みます。
かぶを加えて加熱し、最後に牛乳と牡蠣の身を入れてひと煮立ちさせたら、塩胡椒で味を調えます。茹でてカットしたかぶの葉を散らして完成です。緑色のかぶの葉を入れる事で、グッと彩りがよくなりますよ。
牡蠣の旨味がスープに溶け出し、濃厚な味わいを楽しむことができます。
寒い季節に恋しくなるチャウダーを、このレシピを活用して家族にごちそうしてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか。寒い季節に身体にしみる、かぶを使ったスープを5つご紹介しました。
全てかぶを使っていますが、洋風、中華、豆乳やヨーグルトを入れるなど、いろいろな味付けで飽きずに楽しめます。ぜひ寒い季節に旬を迎えるかぶを存分に味わってくださいね。