
ねぎと豚のシンプルな美味しさを堪能できる簡単鍋
まず最初にご紹介するのは、少ない材料でササッと作れる「簡単鍋」。小ねぎ、豚肉、白滝、しめじという4種の食材で、しっかりとした美味しさの鍋に仕上げます。
鍋に水、しょうゆを入れ、3cmの長さに切った白滝、小ねぎ、小房に分けたしめじを加えて中火にかけ、具材に火が通ったら、湯通しした豚肉を加えて、2~3分煮たら完成です。
仕上げに粗びきこしょうを振って召し上がれ。こしょうのピリッとした辛みがアクセントになり、豚肉と小ねぎの美味しさが引き立ちます。
小ねぎを長ねぎに変えても、しめじをえのきだけやまいたけ、しいたけなどのきのこに変えてもOK。少ない具材でササッと作れる鍋レシピをレパートリーに加えておくと、冷蔵庫の中身が乏しい時や、時間がないときにも活用できて重宝しますよ。
あさりのうま味が効いたスープが美味しいキムチ鍋
簡単に作れる鍋レシピの場合、手早くうま味が出る食材を使うのが美味しく仕上げるコツの1つ。次にご紹介するキムチ鍋は、うま味が多い「あさり」を使うことで、少ない材料でも海鮮の風味豊かな美味しい一品に仕上がります。
にらが入った方がガツンとした美味しさになりますが、野菜は冷蔵庫に残っているもので代用していただいても構いません。白菜やもやし、長ねぎなどお好みのものを使って作ってみてください。
あさりの美味しいだしがしみた豆腐も味わい深く、ピリ辛風味で心も体も温まりますよ。うどんやラーメンを入れれば、それだけで食べ応えのある晩ご飯になりますね。
市販の餃子で簡単に美味しいピリ辛鍋
簡単に作れるレシピでも手抜き感を感じさせないポイントは、少し特別感のある食材を活用すること。今回は市販の餃子とニラを合わせて、スタミナ満点の鍋料理に変身させます。
鍋に水を入れ、鶏ガラスープの素やしょうゆ、みりん、豆板醤などの調味料を入れたら、よく混ぜ合わせ、そこにキャベツ、餃子、もやし、にらを乗せ、ごま、唐辛子のトッピングも加えて強火で一気に煮込みます。仕上げにごま油を回しかけたら完成です。
材料を入れるタイミングを計ることなく、同時に入れて一気に仕上げられる手軽さも魅力のレシピです。ごま油の代わりにラー油を回しかけてもOK。辛みとうま味が調和した餃子の美味しさをご堪能ください。
好きな具材で豪快に楽しむ寄せ鍋「ちゃんこ鍋」
相撲部屋で力士が食べている「ちゃんこ鍋」は、具材も味付けも自由なスタイルの寄せ鍋です。今回のレシピでは豚バラ肉、鶏団子、ごぼう、大根、にんじん、しいたけなど具材豊富に楽しみます。
具材は冷蔵庫にあるものなら、何でもOK。「これがなくてはだめ」という決まりはなく、手軽かつ豪快に楽しめるのがちゃんこ鍋の魅力です。こんにゃくや豆腐など、お好きなものを自由に入れて、アレンジしてお楽しみください。
スープは鶏ガラスープの素に、にんにくやしょうがが入ることで、パンチの効いた美味しさに。さまざまな食材からうま味が溶け出し、より豊かな風味が味わえますよ。
トマト缶&ツナ缶で簡単に作るおしゃれな洋風鍋
和風の寄せ鍋に飽きたら、ためしていただきたいのが洋風のお鍋です。最後にご紹介する「野菜とツナのトマトスープ鍋」はトマト缶とツナ缶を活用して作る簡単で美味しいお鍋です。
にんじんやじゃがいも、白菜など具材も豊富でボリューム満点。野菜もたっぷりとれるうれしいレシピです。タイムやバジルを入れることで、豊かな風味が加わり、時短レシピなのに、少し手が込んだ印象になりますよ。
ウィンナーやベーコンなどを入れれば、さらに食べ応えもアップ。マカロニやコンキリエなどのショートパスタを加えたら、一品で献立の準備が整いますよ。
簡単で美味しい鍋をご紹介してきましたが、いかがでしたか。手間と時間をかけずにパパッと作れて、しかも美味しいので、作る人も食べる人も、双方が笑顔になれる優れたレシピの数々です。
具材などはお好みのものにアレンジして、気軽にお楽しみくださいませ。