
市販のそばつゆに飽きたらひと手間かけた夜食メニュー
市販のそばつゆで食べるかけそばも、手軽でおいしく夜食にはぴったりですが、続くと飽きてしまいます。そんな時には塩麹を使って一味違う鶏南蛮はいかがでしょうか。
鶏肉はそぎ切りにし、塩麹をまぶします。味がなじんだら水けを拭き取り片栗粉をまぶし、ねぎとともにフライパンで焼きます。こんがり色づいたらそばつゆに入れて煮込み、ゆでて器に盛ったそばの上にかけます。お好みで一味唐辛子をかけてお召し上がりください。
ももに比べてカロリーは控えめなもののパサつきがちな鶏むね肉も、塩麹のおかげでしっとり食感に仕上がります。そばつゆにも塩麹を使い、コクのある味わいです。
梅とレモンでさっぱりいただく冷やしそば
飲み会で揚げ物など重めのメニューは食べたけれど、家に帰って何か少し食べたい。そんな時はさっぱり味のこちらのレシピがおすすめです。
麺つゆ、水、レモン汁、梅肉を混ぜてそばつゆを作ります。ゆでて冷やして水切りしたそばを器に盛り、せん切りの大根と大葉をのせて、そばつゆをかければ完成です。
そばは、たっぷりのお湯でゆでた後、氷水で冷やしてしめると、コシのある食感が楽しめます。
ダイエット中には、そばを減らし、せん切り大根を増やしてみてはいかがでしょうか。
卵でボリュームもたんぱく質もアップ
そばは栄養が炭水化物に片寄ってしまうため、卵を落としてボリュームアップしながら、たんぱく質もプラスしましょう。月見そばにひと手間加えた、落とし卵入りたぬきそばをご紹介します。
小鍋にお湯をわかし、酢と塩を加えます。再び沸騰したらお玉でかき混ぜて渦を作り、真ん中に割っておいた卵を1個そっと入れ、好みの硬さになったら取り出せば、ポーチドエッグの完成です。ゆでたそばを器に盛って、そばつゆを注ぎ、ポーチドエッグ、揚げ玉、ねぎ、みつばをのせてお召し上がりください。
山かけそばも夜食なら冷より温!
とろろをのせた山かけそばは、ひんやりメニューのイメージが強いですが、温かくしてもまた格別です。特に夜食なら、温かい方がおなかにも優しいですよね。そんな温かい山かけそばに、さらにネバネバ素材をプラスして作ってみませんか。
そばは硬めにゆでて冷水でしめ、水けをきります。麺つゆを火にかけて、煮立ったらゆでたそばを入れ、再沸騰したら器に移します。すりおろした長芋、湯通ししたなめこ、ひきわり納豆をのせ、小ねぎをちらせば完成です。
そばは温かくしていただくときも、ゆでてから一度冷やしてコシのある食感を引き出します。
もうひとがんばりしたい時の夜食におすすめ
最後にご紹介するのは、夜食の後にもうひとがんばりしたい受験生などにおすすめの、スタミナそばレシピです。
鍋にごま油を熱し、にんにくとしょうがを炒めます。香りが出たら豚肉を加え、肉の色が変わってきたらしいたけときくらげ、唐辛子を入れて軽く炒めます。麺つゆ、水、みりんを加えてひと煮立ちしたらにらとごまを入れ、火が通ったら器に盛ってゆでたそばをつけていただきます。
寒い夜なら、ゆでて冷やしたそばを再度湯通しして温め、あつもりにするのもおすすめです。
夜食におすすめのそばレシピをご紹介しましたが、気に入ったものはありましたか。夜食だけでなく軽く済ませたいお昼ごはんなどにもぴったりなので、ぜひご活用ください。