
フライパンのまま食卓へ「トマトの巣ごもり焼き」
まずご紹介するのは、朝食や軽めのディナーにぴったりのメニューです。
みじん切りにしたベーコンと玉ねぎをフライパンで炒め、さらに細かく切ったトマトも加えたら、醤油と塩胡椒で味付けします。くぼみを4つ作って卵を割り落とし、蓋をして半熟になるまで焼いたら、パセリを振って完成です。
とろりとした半熟卵とジューシーなトマトを一緒にすくっていただきましょう。グラタンよりもさっぱり、スープよりも食べ応えがあります。
パンと合わせていただくのもいいですが、ご飯にのせてトマト丼にしていただくのもおすすめです。
ご飯にもパンにもよく合う「焼きトマトのひき肉ソース」
続いてはトマトが主役のメインディッシュです。
トマトはへたを取り、横に半分に切り、火の通りを良くするため断面に格子状に包丁を入れます。切り口を下にして焼いたら、取り出してお皿に並べます。同じフライパンで、みじん切りの玉ねぎとにんにく、合いびき肉をほぐしながら炒めます。
料理酒と醤油を加えて煮詰め、胡椒を振ったら焼いたトマトの上に盛りつけます。仕上げにルッコラを散らし、粉チーズ振れば出来上がりです。
焼いたトマトは、フレッシュさを残しつつも甘さと旨味が引き出され、生とはまた違ったおいしさに。
ヘルシーでおしゃれな見た目は、女子会メニューにもぴったりです。
ごろっとトマトでインパクト大!「丸ごと!トマトのポークロール」
ボリュームがあってフォトジェニックなメニューがこちら。
トマトは中身をくり抜いて、チーズとバジルを詰め、全体に豚バラ肉を巻きつけます。塩胡椒と薄力粉をまぶしたら、転がしながら表面を焼いたのち、中までじっくり蒸し焼きにします。くり抜いた中身は、豚肉から出てきた脂とともにソースに使って、余すところなくいただきます。
こんがり焼けた豚肉、ジューシーなトマト、とろーりチーズがお口の中でハーモニーを奏でます。
パンを添えてメインディッシュに、ワインを添えておつまみにと、おうちでビストロ気分が味わえる一皿です。
にんにくの食感を感じる香ばしいハンバーグ「トマト入りガーリックハンバーグ」
中にトマトを閉じ込めた、煮込みハンバーグをご紹介します。煮込みハンバーグといえばデミグラスソースの濃厚な味を思い浮かべるかもしれませんが、こちらはフレッシュなトマトで煮込んださっぱり味です。
ハンバーグ生地で輪切りのトマトを包みこみ、フライパンで焼いたら、刻んだトマトと白ワインと一緒に蒸し焼きに。
さらにさやいんげんを加えて、汁けがなくなるまで煮込みます。
にんにくを利かせたハンバーグとジューシーなトマトは相性抜群!
さっぱりとしたトマトソースも相まって、夏にぴったりのハンバーグです。
海の幸をたっぷりと味わえる「たっぷり魚介のスープ煮」
肉メニューが続きましたので、最後は魚介メニューをご紹介しましょう。
フライパンに、鮭、海老、あさりのたっぷり魚介と、ざく切りトマト、マッシュルームを並べます。
白ワインを注いだらふたをし、蒸し焼きにしたらパセリを散らして完成です。おしゃれなフライパンや鍋をお使いでしたら、そのままテーブルに出せばお魚が崩れず、温かいままいただけます。
たっぷりの白ワインで素材の旨味が引き出されるので、調味料なしでも美味しくいただけます。うま味たっぷりのスープで、締めのパスタを作るのもおすすめです。
トマトを使ったメインディッシュを5つご紹介しましたが、気に入ったメニューはありましたか。
トマトの赤は、見た目で食欲を高めてくれえる上、食卓を華やかに彩ってくれます。洋食屋さん気分で、ぜひ日頃の献立に取り入れてみてください。