
香り高いバルサミコ風味「ポークソテーバルサミコソースがけ」
バルサミコ酢を使うレシピといったら外せないのはお肉料理のソース。甘みと酸味を併せ持つ深い味は、料理の味をランクアップしてくれます。
豚肉は塩胡椒をふり、薄力粉をまぶします。両面をこんがりと焼いたらバルサミコ酢を加えふたをして蒸し焼きに。ふたをとったら強火にし、ソースをからめれば出来上がり。
お皿に盛って、炒めたエリンギを添え、フライパンに残ったソースをかけていただきましょう。
バルサミコ酢は加熱すると酸味が飛んで深い甘みが際立ちます。また、お肉を柔らかく仕上げてくれるのも人気の秘密です。
ローズマリーが香る「さんまのハーブ焼き」
お肉の次はお魚レシピをご紹介します。秋が旬のさんま。季節になるとお安く手に入れることができる家計の味方です。
そのまま焼いてもおいしいですが、バルサミコ酢を使ってワンランクアップさせちゃいましょう。
さんまは3枚におろし、塩をふって出てきた水けは拭き取ります。みじん切りにしたローズマリーとにんにくをまぶし、薄力粉を軽くふったらオリーブオイルで焼きましょう。
よぶんな脂をペーパータオルで拭き取ったら、バルサミコ酢をからめます。お皿に盛り、ピンクペッパーとローズマリーを飾れば完成です。
お魚をおろすのが苦手という方は、切り身を買って作ってもOKです。
爽やかフルーティー!「オレンジとモッツァレラのサラダミント添え」
サラダのドレッシングによく合うバルサミコ酢ですが、ブドウが原料なだけあってフルーツとの相性バツグン。
人気のフルーツサラダなら、その持ち味を存分に楽しめます。
オレンジは皮をむいて半月切りに、モッツァレラチーズは5mm幅の半月切りにして、お皿に交互に並べます。
塩、オリーブオイル、はちみつ、バルサミコ酢を混ぜ合わせたソースをかけて、スペアミントをあしらえば完成です。
フレッシュなオレンジとあっさりとしたモッツァレラチーズが、バルサミコ酢の香りで芳醇な味わいに。ワインのおつまみにもピッタリのレシピです。
スペイン風マリネ「シーフードたっぷりサルピコン」
サルピコンは魚介や野菜を細かく切って、ドレッシングで和えたスペイン風マリネ。
ワインがすすむバルの人気メニューです。見た目が華やかなので、おもてなしにもピッタリです。
シーフードマリネは凍ったままフライパンに入れ、白ワインとともに加熱します。
粗熱が取れたら玉ねぎ、パプリカ、カニカマ、オリーブ、ゆでて薄切りにしたタコを合わせ、塩、オリーブオイル、黒胡椒、バルサミコ酢を混ぜたソースで和えて出来上がり。
手に入れやすい材料で簡単に作れるのに、味わいは本格的なこちらのレシピ。
ワインを開けておうちバルを楽しんではいかがですか♪
とろーり濃厚ソース「焼きバナナのはちみつバルサミコ風味」
最後に紹介するのはデザートレシピ。香りがよく、深い甘みのバルサミコ酢は、スイーツでも人気です。
フライパンにバターを溶かしてバナナをソテーします。焼き色がついたらハチミツとバルサミコ酢をまわしかけてよくからめます。
器に盛りつけ、フライパンに残ったソースをかけ、レーズンを散らしてアイスクリームをのせれば完成です。
アツアツのバナナとひんやりアイスクリームがお口の中で混ざり合った瞬間はまさに幸せ♪
ハチミツとバルサミコ酢の質の違う甘みが、バターの香りを引き立てます。
ソテーする際ラム酒を加えればさらに味わい深い大人の味になりますよ。
バルサミコ酢を使ったレシピをご紹介しましたが、気になるメニューはありましたか。
シンプルな味付けでも複雑で芳醇な味わいを作り出すことができるバルサミコ酢。
使いこなせれば、料理の腕が上がったと感じられるはず。ぜひお試しください。